熊本・八代で、発達や子育ての悩みを専門職に直接相談できる場を。親子35名が足育・靴選びと味噌玉づくりのワークショップに参加

足育と社会性を育むイベント報告

『手でつくって足から育つ』――理学療法士・作業療法士が、子どもの「やってみたい」を育てる関わり方と、その子の足に合う靴の選び方を一人ひとりに伝えました

「発達や言葉が、少し遅い気がする」

「相談したいけれど、どこに聞けばいいのかわからない」

「診断はないけれど、この程度で相談していいのかな」

子育て中の保護者の方から、私たちがよく聞く声です。発達障がいへの関心が高まる一方で、診断を受けていなくても子育ての悩みは生まれます。けれど相談先がわからないまま、一人で抱え込んでしまう保護者の方は少なくありません。

株式会社LIGHTSWELL(ライトスウェル、本社:熊本県熊本市、代表取締役:平川晋也)が運営する地域の発達相談コミュニティ「welleap(ウェリープ)」は、2026年11月3日、熊本県八代市の熊本県営八代運動公園で開かれた「八代運動公園フェスティバル」(主催:一般財団法人熊本県スポーツ振興事業団)で、親子向けの「『手でつくって足から育つ』発達の専門職と楽しむ、味噌玉づくりを通した子どもたちの社会性の育みと、足育・靴選びワークショップ」を開催しました。

八代での開催は今回で2回目で、未就学児を中心に10組35名のご家族が参加しました。診断の有無にかかわらず子育ての悩みを身近な専門職に相談できる場として、理学療法士・作業療法士らが保護者の方一人ひとりの相談に応えました。

開催の背景:「どこに相談すればいいかわからない」に、専門職が地域で応える

welleapは、子どもリハビリセンターIlluminationの専門職が地域に出て、保護者の方の声に耳を傾ける活動です。診断を受けたお子さんだけでなく、「なんとなく気になる」「どこに相談すればいいかわからない」という保護者の方の悩みに、その場で直接答えます。

当日は、理学療法士、作業療法士、アメリカ足病医学を学んだ理学療法士、法人独自の資格「ライトスウェル認定スペシャリスト」を持つスタッフなど、Illuminationの専門職が参加しました。

ご家族が持ち帰った2つのこと

1. 味噌玉づくり:子どもの「やってみたい」を育てる関わり方

味噌玉づくりでは、大人が手順を教え込むのではなく、子どもたちの自発性に注目しました。子どもが自分で試し、うまくいかずにまた試す。その試行錯誤に保護者の方がどう関わり、どう声をかけるかが、子どもの社会性につながります。当日は、社会的随伴性(子どもの行動に大人が応えることで、子どもが人との関わり方を学んでいく仕組み)に基づいて、関わり方やアドバイスの方法をお伝えしました。ご家庭の台所や食卓でも、そのまま生かせる関わり方です。

テーマに味噌玉を選んだのは、「作った味噌玉で、親子一緒にみそ汁を飲んでほしい」というスタッフの思いからです。

2. 足育・靴選び:その子の足に合う靴を、実物で比べて選ぶ

足育と靴選びでは、理学療法士がお子さん一人ひとりの足の状態を評価しました。足の機能だけでなく、実際の靴を使ってメーカーごとの特徴を比べながら、その子に合う靴の選び方をお伝えしました。あわせて、日常生活で気をつけたいポイントや靴の履き方も紹介しました。成長に合わせて靴を買い替えるとき、お子さんの足に合う一足を自分で選ぶための視点を持ち帰っていただきました。

参加したご家族の声

当日、スタッフが直接うかがった声の一部です。

「子どもの足の形や靴の選び方が分からなかったので、専門職の方々に直接聞けて良かった」

「食事や料理のときの、子どもとの関わり方が変わると思うと楽しみ」

「実際に子どもたちと向き合っている子どもリハビリセンターIlluminationのスタッフから話を聞けてよかった」

特に多かったのは、「診断を受けていなくても、身近な専門職に相談できる場があってよかった」という声でした。

保護者の声(ナラティブ)に、科学的根拠(エビデンス)で応える

子育ての情報は、SNSや経験談にもあふれています。だからこそ私たちは、地域のイベントでも科学的根拠を大切にし、理学療法士などの専門職が保護者の方の声に直接耳を傾けることを重視しています。保護者の方が語る日々の様子や願い(ナラティブ)に、科学的根拠(エビデンス)で応える。welleapはそのための活動であり、株式会社LIGHTSWELLが大切にしている考え方でもあります。

代表メッセージ

株式会社LIGHTSWELL 代表取締役 平川 晋也(理学療法士)

子育ての悩みは、診断があるかどうかで決まるものではありません。「うちの子、大丈夫かな」「この程度で相談していいのかな」。地域で、そんな声を何度も聞いてきました。

私たちが大切にしているのは、地域の声に耳を傾けること。悩んでいる保護者さんを、一人にしないこと。そして、子どもリハビリセンターIlluminationで積み重ねてきた専門性を、地域に届けることです。そのために株式会社LIGHTSWELLはあり、そのためにwelleapという活動を続けています。

八代での開催は、今回で2回目になりました。これからも地域に出て、保護者さんと一緒に子どもたちの発達を考えていきます。

今後の活動

welleapは今後も、地域でのイベントを続けていきます。イベントは、保護者の方や保育園・小学校の先生からのリクエストをもとに企画しています。「自分の地域でも開いてほしい」という声や、子育ての個別のご相談は、welleap公式LINEからお寄せください。

開催日2026年11月3日(火・祝)
会場熊本県営八代運動公園(八代運動公園フェスティバル内)
フェスティバル一般財団法人熊本県スポーツ振興事業団
イベント名『手でつくって足から育つ』発達の専門職と楽しむ、味噌玉づくりを通した子どもたちの社会性の育みと、足育・靴選びワークショップ
参加者10組35名(未就学児が中心、小学生を含む)
担当welleap(子どもリハビリセンターIlluminationの理学療法士・作業療法士ほか)

welleapについて

「悩んでいる保護者さんを一人で悩ませない」を掲げ、子どもリハビリセンターIlluminationの専門職が地域で子どもの発達を支える活動です。

名称welleap(ウェリープ)
運営株式会社LIGHTSWELL
主な活動地域での発達相談イベント・足育講座/保育園・小学校の巡回支援と先生向け勉強会/企業向けの従業員の子育て・発達相談
Webサイトhttps://hello-wellness.jp/
公式LINEhttps://lin.ee/Jbssfos(受付:月〜土 10:00〜16:00)